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豊かな生活はお口の健康から|歯を守ることが将来の健康につながる理由

好きなものを食べる。
家族や友人と食卓を囲む。
美味しいと感じる。

私たちが普段当たり前だと思っているこうした時間には、「お口の健康」が深く関わっています。
歯を失ったり、噛む機能が低下したりすると、食べられるものが変わり、食事そのものを楽しみにくくなることがあります。
さらに近年では、お口の健康と全身の健康との関連についても研究が進んでいます。

今回は、なぜ歯を守ることが豊かな生活につながるのか、健康寿命や予防歯科という視点から解説します。

1.健康寿命とお口の健康

「健康寿命」という言葉をご存じでしょうか。
健康寿命とは、健康上の問題によって日常生活が制限されることなく生活できる期間を指します。
平均寿命が延びた現在では、単に長く生きるだけではなく、「自分らしく元気に生活できる期間」をできるだけ長く保つことが大切になっています。

そのためには、

・適切な食事
・運動
・睡眠
・生活習慣

など、さまざまな要素が関係します。
そして、お口の健康を維持することもその一つです。
年齢を重ねても自分の歯でしっかり噛み、さまざまな食品を食べられることは、毎日の食生活を支える大切な要素です。

2.歯を失うと生活はどう変わる?

歯を失うと、単に「噛みにくくなる」だけではありません。

例えば、

・硬いものを避けるようになる
・食べられる食品が少なくなる
・食事内容が偏りやすくなる
・会話や発音に影響する
・見た目が気になる

など、生活のさまざまな場面に影響する可能性があります。

高齢期には、お口の機能が低下する「オーラルフレイル」にも注意が必要です。
噛む力や飲み込む力などが低下すると、食事内容や栄養状態にも影響することがあります。

歯を守ることは、「歯だけ」の問題ではなく、毎日の食事や生活の質を守ることにもつながります。

3.歯周病と全身の健康との関係

お口の健康を考えるうえで、忘れてはいけないのが歯周病です。

歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨などに炎症が起こる病気です。
初期には自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行していることもあります。
近年では、歯周病と糖尿病との関連が知られているほか、心血管疾患など全身の健康との関連についても研究が報告されています。
ただし、歯周病があるから必ず全身疾患になる、あるいは歯周病を治療すれば全身疾患を防げる、という意味ではありません。

身体の健康と同じように、お口の炎症を適切に管理していくことが大切です。

4.歯を守るために必要な「細菌」と「力」の管理

歯を守るために最も身近なのが毎日の歯磨きです。
しかし、歯を失う原因を考えるときには、虫歯や歯周病だけでなく「力」にも目を向ける必要があります。

例えば、

・歯ぎしり
・食いしばり
・噛み合わせ
・歯のすり減り
・歯の破折

などです。

歯に負担が集中している状態が続けば、歯が欠けたり、割れたりすることがあります。
そのため、長く歯を守るには、虫歯や歯周病に対する「細菌の管理」と、噛み合わせや歯ぎしり・食いしばりに対する「力の管理」という二つの視点が重要です。

5.予防歯科で将来のお口を守る

予防歯科というと、「定期的にクリーニングをすること」と思われがちです。
もちろん歯石除去やクリーニングは重要です。

しかし、将来歯を失うリスクを考えるためには、

・虫歯の有無やリスク
・歯周病の状態
・噛み合わせ
・歯ぎしりや食いしばり
・歯のすり減り
・生活習慣

などを総合的に確認することも大切です。

足立優歯科では、このような考え方をもとに「予防型総合歯科医療」に取り組んでいます。

症状のある部分だけを見るのではなく、お口全体を診査し、現在の状態や将来考えられるリスクを把握したうえで、必要な治療や予防について一緒に考えていきます。

まとめ|「食べる・話す・笑う」をこれからも楽しむために

歯は単に食べ物を噛むためだけのものではありません。

食べる。
話す。
笑う。
人と関わる。

こうした毎日の生活に、お口の健康は深く関係しています。
だからこそ、痛みが出てから治療するだけでなく、健康なうちからお口の状態を確認し、問題が起こるリスクを管理していくことが大切です。

足立優歯科では、患者さまが年齢を重ねてもご自身の歯で食事を楽しめるよう、虫歯・歯周病だけでなく噛み合わせや歯に加わる力まで含めた長期的なお口の健康管理を大切にしています。