子どもの歯並び矯正

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日本矯正歯科学会「認定医/指導医」が在籍

歯並びを整えることで、
「身体を健康」にする矯正

成長育成矯正(咬合育成矯正)

歯並びを整える以外に、以下の効果があります。

  • 後戻りしにくい
  • 喘息の改善
  • 鼻づまりの改善
  • いびきの改善
  • アトピーの改善

小児矯正「担当医」のご紹介

当院で矯正治療をメインで担当するのは、日本矯正歯科学会の認定医の「Dr.土井」となります。難症例の場合は「Dr.保田」が担当します。「日本の矯正治療をリードしてきた」といっても過言ではない矯正医です。各々、詳しくご紹介します。

Dr.土井

ドクター

日本矯正歯科学会認定医

  • 大阪歯科大学 卒業
  • 大阪歯科大学矯正学 教室入局
  • 水野歯科開設 院長
  • 足立優歯科 勤務

Dr.保田

日本矯正歯科学会認定医/指導医

ドクター
  • 1985年 大阪歯科大学卒業
  • 1991年 日本矯正歯科学会 認定医
  • 1994年 大阪大学歯学博士
  • 1998年 日本矯正歯科学会 指導医
  • 2000年 大阪大学歯学部助教授
  • 2002年 アメリカ合州国ノースキャロライナ大学チャペルヒル校へ留学
  • 2005年 国立大学法人大阪大学 招聘教員
  • 2007年 北海道医療大学歯学部 非常勤講師

著書

※日本矯正歯科学会認定医/指導医の詳細はこちら

「成長育成矯正(咬合育成矯正)」には様々な効果がある

お子さんの矯正をお考えのみなさん。「成長育成矯正(咬合育成矯正)」をご存知ですか?
歯並びを良くすることで、様々な効果がある矯正法です。詳しく説明する前に、なぜ子供の歯並びが悪くなるのか?をお伝えします。

女性

結論から言うと、いまの子供は、歯が生える土台の「」が小さくなっている為です。これは食べ物が軟らかくなったことで咬まなくなったことや咬み方・嚥下のし方を間違って学習したこと、呼吸の仕方を間違って学習し鼻呼吸が正しくできていないことが要因です。
このことにより、中下顔面の成長発達が不足し、小さなあごになるのです。

例えば、「3人掛けのベンチに5人が座る」とどうなるでしょう?
全員がきちんと座れず、はみ出してしまう人も出てきます。

歯もこれと同じで、狭い顎にむりやり歯が並ぼうとしてガタガタになります。

この状態を改善するには「歯が並ぶことができる顎の大きさに成長させる」必要があります。この成長発達の支援は小児歯科で用いられてきた「床矯正」では改善できません。

これに代わる治療法が「成長育成矯正(咬合育成矯正)」です。
この治療では、本来のヒトという動物として必要な機能を備えた中下顔面の成長を促します。
このことにより、自然にきれいな歯並びとなります。

以下に「成長育成矯正(咬合育成矯正)」で得られる効果について、説明していますので、ご確認ください。

成長育成矯正(咬合育成矯正)で得られる効果

  • 喘息(ぜんそく)の改善
  • アトピー性皮膚炎の改善
  • アレルギー性鼻炎の改善
  • いびきの改善
  • 睡眠時無呼吸の改善
  • 咀嚼機能の改善
  • 学習能力向上の可能性

歯並びを改善するだけで、なぜこのような効果が期待できるのか?
次節でご説明します。

成長育成矯正(咬合育成矯正)は、なぜ身体に良い効果を生むのか?

会話

詳細については専門的で難しくなるので、簡単にご説明します。

「成長育成矯正(咬合育成矯正)」は適正な顎の大きさになるよう成長を支援する矯正ですが、大きな特徴は「上の顎」を拡大することです。上の顎を広げることで、先ほどお伝えしたような効果が生まれます。
その例として。なぜ学力に影響するのかについて解説いたしましょう。

  1. 1. 上顎の成長が不足すると、口の中の天井である口蓋の位置が高くなります。
     ↓ 
  2. 2. 口蓋は鼻腔の床にあたるので、床の位置が高くなると鼻腔が狭くなります。
     ↓ 
  3. 3. 鼻腔が狭くなると鼻呼吸が困難となり、口呼吸になります。
     ↓ 
  4. 4. 口呼吸になると鼻腔内の温度が上昇し、この影響で鼻腔の上に位置する脳の温度が上昇します。
     ↓ 
  5. 5. 脳の温度が上昇すると、お風呂上がりののぼせた状態と同じとなり、脳の機能が低下(学力低下)します。

口呼吸をするお子さんは、「おくちポカン」で、ちょっと間の抜けた感じがしませんか?
それに対し、常時口を閉じて鼻呼吸をしているお子さんは賢く見えますよね。
これは、鼻呼吸をする子供は、脳の温度がオーバーヒートすることなく、機能しやすい適温に保たれているからなのです。

また鼻腔の通気が悪く、口呼吸の場合では、上咽頭部の炎症が慢性化し、感染症にかかりやすく、アレルギー体質になる場合もあります。

コラム「口呼吸」のリスクと「鼻呼吸」の重要性

呼吸

成長育成矯正(咬合育成矯正)は、「鼻呼吸」に改善します。
人は鼻でも口でも呼吸できます。しかし口は呼吸器官ではなく消化器官の一つです。
口呼吸では、口中が乾燥し細菌が繁殖しやすくなるだけでなく、本来鼻呼吸が行っている、異物吸引の排除・適切な湿度の付与ができません。
また、「口呼吸」では、舌の位置が下がり、上顎口蓋部分を押すことがなくなるため、顎の成長が悪くなり、その結果歯並びが悪くなります。
歯並びのためにも、健康のためにも、「鼻呼吸」が重要です。

「成長育成矯正(咬合育成矯正)」は、どのような治療を行うのか?

成長育成矯正(咬合育成矯正)の「治療法」についてご説明します。

  • 筋機能訓練により、呼吸のし方・嚥下のし方をトレーニングし、学習します。
  • マイオブレースやプレオルソといったマウスピースを活用し、舌位の矯正や悪習癖による筋肉の歯科らを排除します。
  • 年齢と状況に応じて、上顎骨の成長に不足が認められる場合は、「スケルトンタイプの急速拡大装置」を用いて上顎の大きさを広げます。

※「正中口蓋縫合」という部分を拡大します。下の写真のように、上顎の歯に装着した装置のねじを回すことで、顎の幅が大きくなります。

また「急速拡大装置」以外に、ケースによっては「プレオルソ」という装置を利用することもあります。

続いて、「トレーニング」についてご紹介します。
意外かもしれませんが、矯正治療にトレーニングは効果的です。その必要性についてご説明します。

トレーニング/筋機能訓練とは?

お子さんの歯並びが悪くなる原因のひとつが「舌・唇・頬の筋肉(口腔周囲筋)」の使いかたの学習不全です。

舌癖

一例として「舌癖」があります。
何もしていない時に、舌が上下の歯の間に入り込んでいるような癖があると、歯は咬み合わずその位置で安定してしまいます。
このような場合に、舌の使いかたを改善する「トレーニング」を行い、歯並びが悪くなるのを防止します。
このトレーニングは、呼吸の仕方や嚥下動作の正しい習得を目指しています。

成長育成矯正(咬合育成矯正)が受けられる「年齢/治療期間」

ここまでお読みになって、「成長育成矯正(咬合育成矯正)」について、興味を持たれたのではないでしょうか?

それでは実際に「いつ始めるのがよいか」をお伝えします。
理想は5~6歳に開始することです。
中学を過ぎて成長が止まってしまうと、大人の矯正治療に移行しなくてはなりません。

ドクター

成長期(男性12~14歳 女性10~12歳)であれば対応できますが、始める時期が早いほど結果も良くなります。
治療期間については、通常は2年です。
お口の中に「装置」を装着する場合は、虫歯にならないよう支援を行いながら、あとは普段通りの生活を送っていただきます。

最後に「矯正はお子さんへの贈り物」

最近、親御さんの歯並びに対する意識が高まり、多くのお子さんが矯正治療を行っています。そして歯並びが良くなると、「身体の健康」にも良いことが知られてきています。

子ども

お子さんの将来を見据え「矯正治療」をしてあげることは、お子さんが大きくなった時、きっと感謝されることでしょう。

相談したからといって、強引に治療を勧めることはありません。
まずはお子さんの「お口の状態」をチェックするという気持ちで、ご相談いただけたらと思います。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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料金体系は料金表をご参照ください。

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