「顎関節症」治療に
絶対的な自信あり!
以下の症状でお悩みの方はご相談ください
- 不定愁訴(原因不明の頭痛、肩こり)がある
- 知らない間に歯の一部が欠けた、割れた
- 朝起きると、ひどく顎が疲れている
- 歯ぎしりを指摘されたことがある
- 口を開くと顎から音がする
- 知覚過敏の症状がある
- 顎が大きく開かない
《セカンドオピニオン》も積極的に受けています
以下の症状でお悩みの方はご相談ください
《セカンドオピニオン》も積極的に受けています
顎関節症は原因が特定できずに悩まれている方が多い病気です。日本顎関節学会によると、国内患者数は1900万人とされ、2人に1人が経験するとも言われています。
そんな顎関節症ですが、当院のDr.足立はしっかり原因を突き止め、対症療法ではなく、根本的な原因から改善することができます。
ストレスのせいにして、顎の違和感を我慢せずに一度、ご相談いただければと思います。当院は必ず原因を突き止め、改善に導きます。
大阪歯科大学 卒業 | |
岩狭歯科診療所 勤務 | |
足立優歯科診療所 開設 | |
特定非営利活動法人 明日の歯科医療を創る会POS 主宰 |
「顎関節症」は過度な力が歯に加わることで発症します。その力は「歯ぎしり」や「食いしばり」によるものであり、その行為自体は適切な噛みあわせを確保するために自然なことではあります。しかし、これにより適切な「噛み合わせ」が確保できない場合などには、その行為が継続してしまい、様々な症状が発症します。
この適正な噛み合わせが確保できない状況が病気を発症させる原因です。その原因には3つのタイプがあります。
これらは単独で原因となる場合と複数の原因が重なっている場合とがあります。
噛み合わせの3つの要件が確保できない場合
※噛み合わせとは歯に加わる力を制御する仕組み
ストレスや体調不良・ホルモンバランスの乱れなどにより、交感神経優位になっている多くの場合、夜間に副交感神経ではなく、交換神経優位になっている。
※自律神経とは、無意識で身体の働きを制御する神経系統のこと。活動時の交感神経と休息時の副交感神経が交互に働く。通常就寝時は副交感神経が働くが、交換神経優位になると歯ぎしりや食いしばりをする
「Tooth Consulting Habit(歯牙接触癖)」ともいい、安静時に無意識下で上下の歯を接触させてしまう習癖のことを指します。
※安静時の口の状態は、重力により下顎がぶら下がった状態で、上下の歯は接触しない。その距離は安静空隙量と言われ、3~5㎜程度あるとされる。
「顎関節症」とは、過度な力が歯に加わることにより、顎関節・歯・筋肉・骨・歯ぐきなどに問題が生じる病気です。このうち特に顎関節にまつわる症状を総称して「顎関節症」としています。
顎関節での症状としては「口が開かない」「顎が痛い」「音がする」などです。過度な力が加わることが原因ですから、他の症状では「歯が凍みる」「痛む」「すり減る」「割れる」「グラグラになる」「骨が膨らむ(外骨症)」「歯ぐきが痩せる」「歯を支える骨が壊れる」なども同じグループとみなすことができます。
このように過度な力が加わる原因として、歯ぎしりや食いしばりが持続するといった行為が継続してしまうことにより発症すると考えることが適切と言えます
(日本口腔外科学会HPより)https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/gaku/itai/
口が開かない
顎が痛い
顎が鳴る
(日本口腔外科学会HPより)https://www.jsoms.or.jp/public/soudan/gaku/itai/
歯が痛い
めまい
頭痛
それでは、「顎関節症」やその前段階としての「食いしばり」や「歯ぎしり」はどういった原因で起こってしまうのか、そのメカニズムを詳しくみていきましょう。
顎関節症、食いしばりや歯ぎしりはお悩みの方が多い病気ですが、それらは一体どんな病気で、何が原因で起こるのでしょう?また、治療は可能なのでしょうか?
足立優歯科では、これらの問題について根本的な部分から改善し、歯や口の機能を守るとともに、快適な生活が確保できるお手伝いをしています。上記の症状でお悩みの方は、まず「口の機能」がどのようなもので、その機能における力を制御する仕組みがどの様なものかを理解していただくことが大切です。
顎関節症は根本的な原因を突き止めて、治療しなければ良くなりませんが、それができる歯科医院はかなり少ないです。原因が特定できず、対症療法に終わって、良くならない患者さんが多い病気です。
当院ではそんなことはありません。足立優歯科では根本的な部分から改善し、歯や口の機能を守るとともに、快適な生活ができるお手伝いをします。
これらの問題について悩んでいらっしゃる方は、まず口の機能がどのようなもので、その機能を制御する仕組みがどのようなものか理解していただくことが大切です。
口は上顎と下顎から構成されていますが、下顎は身体の中で唯一ぶらさがっている骨です。この下顎の骨を支える関節は左右にあり、その関節内での動きは上下・左右・前後と3つの軸で構成されます。そしてこの関節が2つ協調して動くことから顎の動きは6つの軸で構成されるとても複雑なものです。
また、この顎を動かす筋肉は多種にわたっており、この筋肉の連携による食べ物を咀嚼する動きは歯の外側の頬と唇の筋肉、内側の舌の筋肉との協調により行われます。このため、身体の他のどの間接よりも複雑な動きをします。
このように口は複雑な動きをもつ臓器ですが、顎に生えている上下の歯は接触時に30ミクロン(1mmの1000分の30)という微細なレベルで反応し、この反応によって筋肉の動きや力を制御します。この制御する仕組みを「噛み合わせ」と言います。
身体の骨は成長とともに変化します。例えば、手や足、その他身体のどの部分の骨も生後、形はそのままでサイズだけが大きくなっていきます。しかし、顎の骨は成長とともに出生後とは全く異なる形へと変化していきます。
頭の骨(頭蓋骨)は眼窩から上を上顔面、鼻腔を含む上顎骨を中顔面、そして下顎を下顔面と分類しますが、この中・下顔面は出生後とは全く異なる形へと変化しながら成長します。そしてその過程において上下の歯の接触関係が細かく調整され、「噛み合わせ」という制御システムが形成されていきます。
このシステムは3つの重要な要件が整うことで機能します。それは、
①正しい上下顎骨の位置において全ての歯が均一に接触すること
②下顎の動きを誘導する上下のすり合わせ
③下顎の動きに干渉しない奥歯の形
この3つの要件により構成されます。
3つの要件が整った「噛み合わせ」が確保されたら、顎を動かす筋肉は余計な働きをすることなく、歯を壊さない適切な筋力を発揮するように働きます。
例えば、左右の奥歯が均一に接触する状態であれば、食いしばることができます。しかし、下顎を前方向にずらし、前歯だけが接触して奥歯が接触しない状態だと強く噛むことができません。これは制御システムが作動して筋肉の出力を歯が壊れない範囲に抑えているためです。
この制御システムを完成させるためには、歯の萌出後の「微調整」が必要です。その「微調整」を「食いしばり」や「歯ぎしり」により行っているのです。歯は車のタイヤのように使えば使うほどすり減りますから、その都度「調整」は必要です。このため、「歯ぎしり」や「食いしばり」は生涯にわたり継続して行われます。
顎関節の治療では、その根本的な原因を見極め、取り除くことが重要です。
しかし、複数の原因が関与していることが多く、すぐに原因を特定できないことも多くあります。また、「口が開かない」等の“急性症状”の場合や長期間にわたって、顎関節で「音が鳴る」「肩こりがきつい」等の“慢性症状”の場合があります。
患者さんがどの症状があるかによっても、治療の手順が異なります。歯ぎしり・食いしばりも「顎関節症」を発症させる要因ですから、歯ぎしりや食いしばりを改善したい場合も「顎関節症の治療手順」と同様と考えて問題ありません。
また症状を緩和させることを目的とした「対症療法」と病気を根本的に改善する「根治療法(根本療法・原因療法)」とがあり、患者さん自身がどの状態を目指すのかで治療の方法が異なります。
「マウスピースによる治療」となります。適正と思われる位置に顎を誘導し、その位置で安定するように作成したマウスピースを食事以外の時間に装着します。
このマウスピースは「バイトプレート」と呼ばれるタイプで硬い樹脂の材料で作成されます。上顎に装着されるタイプ(ミシガンタイプ)と下顎に装着するタイプ(ターナーアプライアンス)があります。
マウスピース作成にあたり、一部の歯科医師はソフトな素材を(シリコン等)を用いますが、この場合歯が壊れることは回避できますが、筋肉の症状は改善せず、適切な選択ではありません。
この治療法は根本治療ではなく、あくまで歯の崩壊を阻止する治療法です。歯に原因がない「自律神経の乱れ」による問題への対処方法でもあります。
上記のマウスピースを使用することで歯の崩壊・筋肉の疲労・顎位の安定を確保します。硬い樹脂の材料で作成したバイトプレートを活用します。
病気の原因を取り除き、「安定した噛み合わせ」を確保する治療です。
問題の改善に利用する治療方法は、
①咬合調整:歯のエナメル質を削って、上下の歯の接触を整える。
②歯冠修復:歯に冠を装着することで、歯の形を修正し接触関係を修復する。
③矯正治療:歯の位置を変えることによって接触関係を修復する。
の3種類です。これらの治療法は、単独で行う場合もあれば組み合わせて行う場合もあり、患者さんのご状況に応じたアレンジが必要となります。
つまり「バイトプレート」により確保した上下の接触関係を実際の歯で再現するということです。ただし、バイトプレートとは異なり、上下の接触個所が複雑になること他、30ミクロン以下の誤差範囲で仕上げることが要求されるため、慎重な処置が求められます。
上記3つの治療は、上下の歯の接触関係に問題があり、食いしばりや歯ぎしり、そして顎関節症が生じている方に有効な治療法です。
他方、自律神経の乱れが主な原因で起こっている方の場合は「咬合の改善」だけでは問題の改善には至りません。この場合は、修復された咬合を保護していくために「バイトプレート」を活用します。
つまり、治療完了後に新たなバイトプレートを作成し、歯を守るわけです。これと同時に、自立神経の乱れの原因となっている心身の問題について取り組む必要があります。
この場合は、無意識に行っている行動を改善するために、歯の治療とは全く異なる対応が必要となります。
上下の歯は接触させておくべきものと認識している身体に、上下の歯は振動させないものと理解させ、無意識下でこの状態を確保できるようにしなくてはなりません。
具体的には生活スペース内に「歯を接触させない」と書いたサインを多数配置します。そのうえで、日常生活において、このサインに遭遇するたびに状態の改善を促す動作を行います。このことを繰り返し反復する行動療養により、習癖を改善するという治療法になります。(東京医科歯科大学病院:顎関節外来参照)
※赤いマークは上下の歯の適切な接触関係を示す
※赤いマークは上下の歯の適切な接触関係を示す
これらの治療は嚙み合わせ(咬合)を適切な状態に改善する治療です。これから治療を開始する方、治療しているが状態が改善しない方は、以下のチェックシートで今の状況を確認してみましょう。いずれかの項目がクリアできていない、理解できていない、また治療に際して説明を受けて納得できていない場合には、良好な治療結果が得られない可能性があります。
嚙み合わせの治療には、診断・治療のゴール・治療内容についての医師と患者の相互理解が不可欠です。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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