「人生100年時代」の
デンタルケア
~歯が健康なら身体も健康~
歯の治療だけではなく、
身体の健康も考えた取り組みを
実践しています。
~歯が健康なら身体も健康~
歯の治療だけではなく、
身体の健康も考えた取り組みを
実践しています。
一般的な歯科医院で、歯のメンテナンスというと、お口の中の「細菌を管理」するものとして行われています。これは「対症療法」に過ぎません。
当院が考える「歯のメンテナンス」は、歯を失うに至らしめる「原因」を排除することです。歯を失うのは、「虫歯」「歯周病」「不良な治療」「咬合病」(過度な力で歯が壊れる)によります。これらの病気は、細菌・歯科医療・噛み合わせの不備が原因です。当院では、これらの原因を取り除くアプローチ「原因療法」を行っています。
また、これは「予防医療」とも深く関係します。「生きる」=「食べる」ことですが、食べるためには歯が必要です。もしも歯を失ってしまうと、摂取する食べ物に偏りが出て、栄養失調のリスクが高まります。カロリーが不足するといった単純なことではなく、「特定の栄養素」が不足してしまいます。これが健康を損なうのです。例えば、歯を失った方は「糖質を過剰に摂取」し、グルコーススパイクを引き起こしかねません。
当院では、特に「歯の喪失と栄養の関係」に注目し、歯を失う「原因」を排除するメンテナンスを行っています。詳しく知りたい方は、一度ご相談いただければと思います。
多くの日本人は歯に関して「誤解」をしています。
あなたも以下のように考えていませんか?
これは誤った認識です。以下が「事実」となります。
歯の健康を維持すれば、歯は抜けませんし、虫歯や歯周病にもなりません。
「歯の健康」にとって興味深い統計がありますので、ご確認ください。
国別の「メンテナンス受診率」と
「残っている歯の本数」の関係性
このグラフは「定期的に歯のメンテナンスを行っている割合」と「80歳になって残っている歯の本数」の相関関係を国別で示したものです。
このグラフから分かることをまとめました。
なぜ、日本人は歯のメンテナスを行う人が少ないのか?
それは「歯は悪くなってから、治療をすればよい」と考えているからです。
悪くなってようやく歯科医院を訪れるので、削って詰める治療を行うしかなくなります。そして、削って詰めるを繰り返し、最終的に「抜歯」になってしまいます。
歯を失って、ようやくこの考えがおかしかったことに気がつきます。
欧米ではそのように考えません。日本人固有の考え方となります。
これは、私たち歯科医療従事者が「歯のメンテナンスの重要性」を訴えてこなかったことが原因かもしれません。
私たちが「虫歯や歯周病は予防できること」「メンテナンスで自分の歯は残せること」を伝える努力が足りなかったのです。
私たちには、この現状を変える責任があります。
さらに、お伝えしたい「事実」があります。以下のグラフをご覧ください。
これは「80歳で残っている歯の本数」と「1年間にかかる医療費」の関係を示したものです。
このグラフが示すことは下記です。
つまり、歯が多く残っているほど、身体も健康だということです。
なぜ、歯が残っていると病気になりにくいのか?についてご説明します。
歯を失う最大の要因は「歯周病」です。歯周病は「全身疾患」と深く関係することが明らかになっています。糖尿病、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などです。
また、歯周病菌がアルツハイマー病を悪化させる可能性も示唆されています。
このように「お口の健康」と「身体の健康」の関連性が指摘されています。
つまり、お口が健康であれば、身体の健康も維持できることになります。
歯の予防には大きく2つのタイプがあることをご存知でしょうか?
「定期検診型」と「定期管理型」です。その違いをご説明します。
定期検診型は、歯に問題が起きたら、早期に治療し悪化を防ぎます。
定期管理型は、歯に問題が起こらないように、管理・予防していくことです。
患者さんの歯を守るためには、問題が起きてからでは間に合いません。
当院では「定期管理型」で患者さんの歯を守っていきます。
それでは、当院が実際行っている「予防処置」についてご説明します。
特徴は、患者さんの「個別情報」を把握し、定期的にアップデートしていくことです。常に患者さんのお口の最新状態を知っておくことで、これから起きる問題を予測し、問題を回避するための早期的な処置が可能となります。
歯周病に症状が近い「咬合性外傷」という疾患があります。
治療法が異なりますので、最初の段階でしっかり診断を行います。
歯周病の進行度合いを確認するために、歯周ポケットを測定します。
唾液の質・量やお口の中の細菌数等を調査。
リスクに応じて、治療計画を立案します。
唾液の質・量やお口の中の細菌数等を調査。
リスクに応じて、治療計画を立案します。
感染している歯周病菌の種類を特定し、菌数を測定します。
「歯周病菌」としてまとめられていたものを細分化し、有効な治療薬を選択します。
歯周病は顎の骨を溶かす病気ですので、顎の状態をCTやレントゲンで確認します。
位相差顕微鏡を使うと、お口の中の細菌を生きている状態で観察できます。
治療前後の菌の種類、数、活動度合いを調べ、効果を比較します。
虫歯や歯周病は細菌による「感染症」ですので、細菌を除去していくことが重要となってきます。
基本は細菌の塊「歯垢/歯石」の除去ですが、当院ではさらに治療効果を高めるため「目に見えない細菌」へ直接アプローチもします。それぞれご紹介します。
歯周病菌を殺菌するために、ジスロマックという内服薬を服用していただきます。風邪を引いた時、風邪薬を飲んで菌を殺すのと同じ原理です。
プロバイオティクスとは、人体に良い影響を与える微生物を活用して、体質改善を図る処置です。
口腔内には何兆個もの細菌が存在し、悪玉菌が多くなると歯周病菌の原因菌が作られますので、善玉菌と悪玉菌のバランスを調整します。
除菌剤を入れた「マウスピース」をはめて頂くことで、虫歯や歯周病菌を時間をかけて除去します。
これを行うと「口臭改善」という副次的な効果も生まれます。
口臭の主な原因は口腔内の細菌によるガスです。特に歯周病が進行していると、口臭がきつくなる傾向があります。3DSにより、口臭の原因菌を殺菌しますので、口臭改善が期待できます。
さらに詳しく知りたい方はこちらの資料をご覧ください。
「定期管理型」の予防を行うには、患者さんのお口の状態を常に把握する必要があります。そのため、当院では、毎回同じ歯科衛生士が担当させていただく「担当制」を採用しています。
国から予防のプロとして認められた歯科衛生士が、お口のケア、ブラッシング指導、定期評価を行います。
また当院には歯周病学会「認定」歯科衛生士が在籍しています。通常の歯科衛生士より上位資格をもった衛生士で、有資格者は全体の1%未満です。歯周病に関する「高い専門性」を持った衛生士であることが分かります。詳細は下記となります。
「日本歯周病学会」が設けている資格で、資格取得に必要な条件は下記となります。
当院は、歯の治療だけでなく、身体の健康も考える歯科医院です。近年の研究では、お口の健康と全身疾患との関連が明らかになっています。当院では身体の中から、お口や身体の健康づくりを行う様々な取り組みを行っています。それぞれ紹介します。
「オーソモレキュラー療法」とは、食事やサプリメント、点滴、糖質コントロールによって、体内の細胞を活性化させ、病気を治していく治療法です。歯周病、インプラント・抜歯などの術後回復、顎関節症、口内炎等に効果が期待できます。
当院では「高濃度ビタミンC点滴」治療を行っています。
ビタミンCは抗酸化作用が強く、疲労回復、免疫力アップ、風邪などの感染予防等、肌荒れ、睡眠の質の改善等、全身の健康に関わる様々な効果があります。歯科においては、歯周病予防、歯肉粘膜組織の強化、インプラント等の外科処置後の治療促進等が期待できます。
毎日の食生活はお口や全身の健康に深く関わっています。
虫歯や歯周病を根本的に改善するためには、全身の健康を考えた食事指導・栄養指導が重要です。当院では、栄養バランスのとれた食生活や細菌に負けない強い細胞を保つためのアドバイスを行っています。
当院では体重や身体を構成する基本成分である体水分やタンパク質・ミネラル・体脂肪等を測定します。食事指導や運動指導によって、患者さんのお口だけでなく、全身の健康をつくるためです。例えば噛めない状態が続いた患者さんの「偏った食生活」や「健康状態」に問題がないかを確認し、改善のためのアドバイスを行います。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
料金体系は料金表をご参照ください。