当院の歯科治療へのこだわりは「歯の寿命を延ばす」治療、そして「再治療を回避する」治療です。それぞれ詳しくご紹介します。
歯は削れば削るほどもろくなり、寿命が短くなります。また抜歯すれば、その歯は二度と生えてきません。当然安易な抜歯は避けるべきです。当院の取り組みをご紹介します。
「高倍率ルーペ」を使用することで、肉眼の何十倍も視野を拡大できます。
そのため、削る量を最小限にすることが可能となります。
虫歯に感染した部分だけ赤く色づくので、その部分だけを削ります。これにより「虫歯の取り残し」や「健康な歯まで削る」リスクが少なくなります。
通常、歯の神経が露出すると、神経を除去(抜髄)しなければなりません。しかし「MTAセメント」という材料を使うことで、抜髄せずに治療を進められる可能性が高まります。
但し、既に神経がズキズキいたむ場合は、この処置を行っても改善しませんので、残念ですが抜髄となってしまいます。
右の画像をご覧ください。
ここまで虫歯が進行してしまうと通常は「抜歯」になります。
しかし抜歯を回避する方法として、「エクストリュージョン」という方法があります。歯茎の下の虫歯を引っ張り出して、歯茎の上に露出させ、被せ物の「土台」とします。これにより、抜歯回避の可能性が高まります。
当院では、お口の中の悪い部分だけを治療するのではなく、お口全体を診る「1口腔単位」の治療を行っています。悪い歯だけ治しても根本の原因が解決せず、再治療となってしまうためです。
お口は非常に「繊細な器官」ですので、少しバランスが崩れただけでも、他の歯への影響や身体の健康にも関係してきます。10年20年先を見据えて「健康な口腔環境」を作り上げることが大切となります。
そのため、痛みのある歯だけでなく、すべての歯や歯周組織、噛み合わせ、顎関節などを総合的に診て、治療後のお口の健康を長期間保てるよう治療を行います。
当院での取り組みをご紹介します。
口の中全体を診察し、今後問題が生じる可能性のある部分を発見するために、各種検査を徹底します。
噛み合わせが悪いと、お口の中の様々な問題を引き起こします。
当院では、咬合学のパイオニアであるピーター・E・ドーソンが提唱する「ドーソン咬合理論」に基づき、噛み合わせを再調整します。
当院では、中長期的な口腔環境の健康を求めて、治療計画を立案します。
痛む歯の治療だけでなく、隣合う歯や噛み合う歯、反対側の部位を確認して、治療を行います。
3DSとは「dental drug delivery system」の略で、抗菌剤により細菌を除去する方法です。専用のマウスピース(ドラッグリテーナー)に薬剤を注入し、装着するだけで除菌できます。患者さんへの負担はほぼありません。
プロバイオティクスとは、人体に良い影響を与える微生物を活用して体質を改善する処置です。最近では、虫歯や歯周病菌にも有効であることが判明しています。口腔内では善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしていて、悪玉菌が増えると、虫歯等の原因菌を作ってしまいます。それを防ぐために、善玉菌と悪玉菌のバランスを調整します。
当院では「歯の治療を通して身体も健康に」をコンセプトに様々な取り組みを行っています。そのため「各種検査」を実施し、その情報をもとに「科学療法」を実践しています。詳しくご紹介します。
まず患者さんのお口や身体の状態を把握するため「各種検査」を行います。
特別な機器を利用して、虫歯や歯周病の種類や活動性を把握します。
感染している歯周病菌の種類を特定し、菌数を測定します。「歯周病菌」としてまとめられていたものを細分化し、有効な治療薬を選択します。
当院では体重や身体を構成する基本成分である体水分やタンパク質・ミネラル・体脂肪等を測定します。食事指導や運動指導によって、患者さんのお口だけでなく、全身の健康をつくるためです。
患者さんのお口や身体の「問題点」を把握した上で、患者さんに最適な「科学療法」をご提案します。
「オーソモレキュラー療法」とは、食事やサプリメント、点滴、糖質コントロールによって、体内の細胞を活性化させ、病気を治していく治療法です。歯周病、インプラント・抜歯などの術後回復、顎関節症、口内炎等に効果が期待できます。
当院では「高濃度ビタミンC点滴」治療を行っています。
ビタミンCは抗酸化作用が強く、疲労回復、免疫力アップ、風邪などの感染予防等、肌荒れ、睡眠の質の改善等、全身の健康に関わる様々な効果があります。歯科においては、歯周病予防、歯肉粘膜組織の強化、インプラント等の外科処置後の治療促進等が期待できます。
毎日の食生活はお口や全身の健康に深く関わっています。
虫歯や歯周病を根本的に改善するためには、全身の健康を考えた食事指導・栄養指導が重要です。当院では、栄養バランスのとれた食生活や細菌に負けない強い細胞を保つためのアドバイスを行っています。
キレーション点滴とは、キレート剤を点滴することで、身体の中にたまった「有害金属」を排出する治療法です。身体の中に有害金属がたまると、疲れやすい、冷え性、めまい、不眠、肩こり、免疫力低下等の様々な症状を引き起こます。これらの症状改善が期待できます。
歯科治療に「痛み」や「恐怖感」はつきものと思っていませんか?
当院では、可能な限りそれらを払拭する様々な取り組みを行っています。
それぞれご紹介します。
表面麻酔
事前に注射する部位に「麻酔液」を塗っておくことで、注射時の痛みを軽くします。
電動麻酔
麻酔液の注入が速いと痛みを感じます。
「電動麻酔」を使い、一定の速度で注入し、痛みを抑えます。
「2STEP麻酔法」は麻酔時に生じる「痛み」を最小限に抑える方法です。他の歯科医院でも行われますが、麻酔がきちんと効いていないまま治療を行い「痛み」が出ることがあります。当院ではそういったことがないよう、時間をかけてじっくり麻酔を効かせます。
その他、下記の取り組みも行っています。
麻酔時の注射針は細いほど痛みが軽減できますので、当院では市販のなかで最も細い針を利用しています。
麻酔液は人肌程度が、最も痛みを感じにくい温度です。
当院では注入直前まで温める装置に入れています。
治療に対して極端に恐怖心を感じる方にお勧めの治療法があります。「睡眠無痛治療」「笑気ガスの利用」となります。それぞれ紹介します。
「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」は、医科では一般的な方法ですが、当院でも導入しています。以下の効果があります。
実際にやってみた患者さんからは「気づいたら、治療が終わっていた」「恐れていた歯科治療が全然怖くなかった」「もっと早くこの治療を行えば良かった」等の声を頂いています。
「笑気ガス」は、歯科で昔から行われている伝統的な麻酔法です。以下の効果があります。
この治療法も患者さんに少しでも安心して治療を受けて頂きたいという想いから、以前より実施している方法です。
当院は「カウンセリング」に力を入れている歯科医院です。
患者さんに心から納得して治療を受けていただきたいからです。
そのため、当院では患者さんのお話をお聞きすることに多くの時間を費やします。そのうえで、適切な治療計画を立て、治療を進めます。
また当院では「セカンドオピニオン」にも対応しています。
いまの治療に不安がある方は、他のドクターの意見を聞くことも重要です。
「治療中のドクターに申し訳ない」とお思いかもしれません。
しかし、納得いかない治療をして後悔するのは、患者さんご自身です。
患者さんの想いに誠実に耳を傾けます。お悩みの方は遠慮なくご相談ください。
当院の特徴を「漫画」でわかりやすくお伝えしています。ダウンロードしてご一読ください。
当院についてさらに詳しく知りたい方へ。下記の資料をご覧ください。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
料金体系は料金表をご参照ください。