「うまく咬めない」~かみ合わせという病気の正体~
2023年8月7日
「うまく咬めない」~かみ合わせという病気の正体~
かみ合わせが原因で起こる不具合
□ 熱いものや冷たいものがしみる
□ 歯がグラグラしてくる
□ 歯がすり減っている
□ 歯が欠ける
□ どこで咬むとよいかがわからない
□ 歯の並びが乱れてきた
□ 口が開きにくくなる
□ 顎がガクガクする
□ 口を開くとき下あごがまっすぐに動かない
□ 頭痛がする
□ 肩こりがきつい
□ 腰痛が起こる
□ 歯ぎしりをする
□ 気が付くと歯を食いしばっている
□ 冠や詰め物の治療箇所がすぐに外れる
□ 鬱になる
これらの症状のうち、かみ合わせが原因で起こるものはどれだかわかりますか?
実はこれらすべての症状はかみ合わせが良くないことで発生する症状なのです。
正しいかみ合わせのための
3つのポイント
かみ合わせとはどのような問題なのでしょう。
実は病名こそありませんが、正しいかみ合わせの要件が満たされていないと歯は壊れ使えなくなります。
ですから、虫歯や歯周病と同様に良くないかみ合わせも歯を無くす病気の一つと考えることができます。
では良いかみ合わせ
とはどのような状態のことを言うのでしょう。
それには3つの条件が満たされていなくてはなりません。
①左右の顎関節での上顎と下顎が正しい位置にある状態ですべての歯が均一に
接触すること
②顎関節からできるだけ離れた位置にある上下の歯の接触により下顎の動きを
無理なく誘導できること
③すべての歯がかみ合った状態からこの誘導により下顎が動き始めると
奥歯はすぐに離れること
もしこのうち一つあるいは複数の条件が満たされていないときには、その状態を解決しようとする体の適応反応が起こります。
具体的には上下の歯を自力ですり合わせることにより歯をすり減らし、そのことによって3つの条件を満たすようにしようとするわけです。
この時筋肉は大きな力を発揮し歯ぎしりや食いしばりといった歯のこすりあわせをしますが、そのことによる弊害として上記のような症状を発し、その反応が過度になると歯が使えなくなるのです。
なぜ歯医者さんで
かみ合わせが治らないのか
多くの方がかみ合わせという問題で悩んでおられます。
しかしほとんどの方が自分の症状をかみ合わせによるものと気づいていません。
また歯科医師からも適切な説明や処置を受けることができていないことも実情です。
かみ合わせの問題を発見・診断・治療するために歯科医師が正しい知識と技術を持っていることは不可欠です。
そしてその条件に合わせ、口全体を一つの臓器としてとらえて総合的に対応するということが必要となります。
しかしそのような対処をする歯科医師が限られているという現状は否めないのです。
またかみ合わせの問題を改善するときには一度に対処する歯の本数が多かったり、微妙な調整に時間がかかったりします。
しかしながら日本における歯科医療の現場はあまりにも忙しく、一人の患者さんに対して1 回の診療に1 ~数時間という治療時間を確保することができていません。
このような事情から、実際の医療現場ではほとんど本格的なかみ合わせの治療が行われていないのです。
もしかみ合わせの問題ではないかと思われましたら、かみ合わせの専門医に相談されることをお勧めします。
かみ合わせが原因で起こる不具合
□ 熱いものや冷たいものがしみる
□ 歯がグラグラしてくる
□ 歯がすり減っている
□ 歯が欠ける
□ どこで咬むとよいかがわからない
□ 歯の並びが乱れてきた
□ 口が開きにくくなる
□ 顎がガクガクする
□ 口を開くとき下あごがまっすぐに動かない
□ 頭痛がする
□ 肩こりがきつい
□ 腰痛が起こる
□ 歯ぎしりをする
□ 気が付くと歯を食いしばっている
□ 冠や詰め物の治療箇所がすぐに外れる
□ 鬱になる
これらの症状のうち、かみ合わせが原因で起こるものはどれだかわかりますか?
実はこれらすべての症状はかみ合わせが良くないことで発生する症状なのです。
正しいかみ合わせのための
3つのポイント
かみ合わせとはどのような問題なのでしょう。
実は病名こそありませんが、正しいかみ合わせの要件が満たされていないと歯は壊れ使えなくなります。
ですから、虫歯や歯周病と同様に良くないかみ合わせも歯を無くす病気の一つと考えることができます。
では良いかみ合わせ
とはどのような状態のことを言うのでしょう。
それには3つの条件が満たされていなくてはなりません。
①左右の顎関節での上顎と下顎が正しい位置にある状態ですべての歯が均一に
接触すること
②顎関節からできるだけ離れた位置にある上下の歯の接触により下顎の動きを
無理なく誘導できること
③すべての歯がかみ合った状態からこの誘導により下顎が動き始めると
奥歯はすぐに離れること
もしこのうち一つあるいは複数の条件が満たされていないときには、その状態を解決しようとする体の適応反応が起こります。
具体的には上下の歯を自力ですり合わせることにより歯をすり減らし、そのことによって3つの条件を満たすようにしようとするわけです。
この時筋肉は大きな力を発揮し歯ぎしりや食いしばりといった歯のこすりあわせをしますが、そのことによる弊害として上記のような症状を発し、その反応が過度になると歯が使えなくなるのです。
なぜ歯医者さんで
かみ合わせが治らないのか
多くの方がかみ合わせという問題で悩んでおられます。
しかしほとんどの方が自分の症状をかみ合わせによるものと気づいていません。
また歯科医師からも適切な説明や処置を受けることができていないことも実情です。
かみ合わせの問題を発見・診断・治療するために歯科医師が正しい知識と技術を持っていることは不可欠です。
そしてその条件に合わせ、口全体を一つの臓器としてとらえて総合的に対応するということが必要となります。
しかしそのような対処をする歯科医師が限られているという現状は否めないのです。
またかみ合わせの問題を改善するときには一度に対処する歯の本数が多かったり、微妙な調整に時間がかかったりします。
しかしながら日本における歯科医療の現場はあまりにも忙しく、一人の患者さんに対して1 回の診療に1 ~数時間という治療時間を確保することができていません。
このような事情から、実際の医療現場ではほとんど本格的なかみ合わせの治療が行われていないのです。
もしかみ合わせの問題ではないかと思われましたら、かみ合わせの専門医に相談されることをお勧めします。